キューティーブロンド感想(19/02/26)

今年の初観劇はキューティーブロンド!

見た人が口々に「元気出る」と言っていた通り、底抜けに明るくパワフルで前向きになれる作品でした👏
キューティーブロンド(原題Legally blonde)は、「金髪でバカっぽい女は上院議員を目指す自分の結婚相手としてふさわしくない」という理由で振られた可愛いブロンドのエルが死ぬほど勉強頑張って元カレと同じロースクールに行って成長する物語です。
入学したら、元カレにはすでに彼女がいる上、金髪に派手なピンクの服という出で立ちのエルはロースクールで浮きまくり、誤解もされます。
そんな中で出会った先輩に「怒りを力に変えて」と奮い立たされ、勉強をさらに頑張ることに。
彼氏を取り戻すことだけを目的に頑張ってきたエルですが、自分の法律の知識で友達を助けることができて、自分がやりたいことが見え始めます。
努力が実り、少数精鋭のインターンの選抜に見事選ばれるが…?裁判で無罪のオシャレ仲間(?)を救えるか?恋の行方は?


という感じで、笑いの要素もてんこもりで、日本でこんなに観客の反応が多いミュージカル初めて見たかもしれません。ものすごく笑いました。笑


何より神田沙也加ちゃんが本当にはまり役でした。トンデモ設定ですが、パワフルで前向きな彼女ならなんとかしてくれるだろう…!という説得力があってものすごく引き込まれました。


元カレを振り向かせることしか頭になかったエルが、次第に自分にできることや夢、追い求めるものを見つけていく姿が本当に素敵でした。
周りに奮い立たされ、エル自身も周りに影響を与えながら色んなものを手に入れていく姿は見ていて気持ちよかったです。
また、見た目でどれだけ判断されるかを一番よく分かってるエルが好きなものを曲げずに自分を貫き通すのがとてもかっこよかったです。
あんな切り替え早くできないけど、どんな動機だろうと前向きに燃料にしていけるようになりたいとも思いました。
あと、自分もやりたいことを見つけたいです。
もっと前に観たかったとも思うけど今見れてよかった作品です。
切ない話だとか、重い話が好きなのでこんなに明るい作品は久しぶりに見ました。
好きな作品を何度も見がちですが、食わず嫌いせず沢山の素敵な作品に巡り会っていきたいです。